望診専科

東洋医学では、「体の中の全てのものは絶えず変化を繰り返していて、その状態こそが健康」である」という健康観が土台になっています。そして、その変化が何らかの理由で停滞すると、不調や病氣が生じると考えるのです。

私たちの心や体は、外界からのストレス(衣・食・住、天候、人間関係など)・体内からのストレス(加齢や体質の変化、疲労、ストレス)の影響を常に受けています。ただ、こうした体の内外からの影響を受けても、それを跳ね返すことができるだけの自然治癒力があれば、健康を保つことが出来ます。
ところが、何らかの理由でその影響に順応できなくなると、全身のバランスが崩れ、体の中の変化に異常が生じてしまいます。これが不調であり、病氣であると考えます。東洋医学では、こうした症状を治療する場合、体内のバランスがどう崩れているのかに着目し、患者自らの力でそのバランスが取り戻せるように治療を行います。

ここでは望診の基礎である「陰陽」とは何か、その性質を用いてどのように体質をみるのか、そしてもう一つの基礎である「五行」を理解し体表面から判断できる学び及び資格を取得することができます。

体内陰陽バランスや、内蔵の不調を体表面から判断する


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